（一社）日本百貨店協会は、このたび、会員百貨店を対象としたSCOPE3の実施を対象として、第18回LCA日本フォーラム表彰において「経済産業省 産業技術環境局長賞」を受賞いたしました。

LCA日本フォーラムは、わが国のライフサイクルアセスメント(LCA)に係わる産業界、学界、国公立研究機関の関係者が集うプラットフォームであり、2004年度より、LCAに関わる優れた取り組みを顕彰するため、「製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援する」ことを目的とした表彰を実施しています。

当協会は、環境・社会貢献委員会を中心に、SDGsへの取組はもちろんのこと、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取組を行っております。そこで、2019年より、全ての事業活動、サプライチェーン全体における温室効果ガス削減に取り組む必要性を認識し、SCOPE3を実施し、温室効果ガス排出量の算出と開示に取り組んできました。この度、その取り組みが、先進的な活動でありカーボンニュートラル実現に向けた着実な一歩であることを評価いただき、経済産業省 産業技術環境局長賞をいただきました。

1月28日に開催された表彰式では、経済産業省の奈須野局長より、安田専務理事に表彰状・トロフィーが授与されました。授与式終了後の記念講演会では、事務局より、当協会の『会員百貨店を対象としたSCOPE3の実施』について紹介しました。


（参考）
＊当協会HP「脱炭素社会の実現に向けて」
　https://www.depart.or.jp/csr/plan/index.html

＊LCA日本フォーラムHP
　https://lca-forum.org/commendation/

当協会では、今後も引き続き持続可能な社会の実現を目指し、SDGsへの取り組みや環境政策への対応を図ってまいります。